アホだった
本ブログで何度か触れているが、亡母は私に厳しかった。小中高生のときは、私の暗黒時代と言ってもいい。その反動で大学時代はぶっ飛んでいた……と言いたいのだが、根が真面目で中途半端な優等生だったので、ぶっ飛ぶことはできなかった。
しかし。私は「ワル」になろうと実行していたことがあった。
酒とタバコに溺れたいと考えていたのである。
実に偏見に満ちているこの考え方。本当にアホである。酒は飲めるので、タバコに溺れ、喉が潰れれば「ワル」の雰囲気が醸し出される、と。
本当に酒とタバコを愛している皆様に謝りたい。
まぁ、結果、タバコに溺れることはなかった。私には合わなかったのだ。
酒、タバコがダメで、あとは博打でもやるかと考えた。しかし、小心者で貧乏性の私にも、これまた合わなかった。
時々、ワルになったこともある。それは授業をサボって、ラーメンを食べたり、行き先も知らぬ電車に乗って終点駅でコーヒーを飲んだり、バイト代をほぼ本代に使ったり。
なんだか、しょぼいワルだな……。