スーパー・ショート・ショート・ストーリー

今日もひとりで街をさまよっている。声をかけてくる男はたくさんいても、全てアタシを通りすぎていくだけ。もう、孤独という言葉さえ意味をなさない。孤独に慣れすぎているから?ううん。違う。自ら孤独を選択し、人から距離を置いていたのはアタシ。誰も信じられない。いつからか、もう、寂しいという感情すらなくなった。そんな夜、あなたに出会った。こんなアタシを好きって。それはホント?あなたの想いを疑うアタシすら好きって……。信じたい。でも、経験が邪魔をする。もう、人を信じて裏切られるだなんて耐えられない。逃げるアタシを抱きしめてあなたが言った「もう、ひとりじゃないよ」と。溢れる涙を止めることができない。気がついたらアタシは「この手を話さないで」って叫んでた。あなたといられるなら、人を信じるコトが怖くないよ。お願いだからそばにいて。いつかアタシもあなたに誇れるようヒトになるから。

 

全盛期の小室の曲の世界観をまとめてみた。400字にも満たない。こんなコトを言ってるけれど、現役バリバリで小室の曲を聴いています。ウォークマンにたんまり曲が入っている。なんだかんだ言って、好きなんだよね。