背中が語っている

夫はサボタージュのプロ。そして、どんなに怒られても、どんなにイヤなことを言われてもすぐに忘れる能力も兼ね備えており、ある意味「スーパーサイヤ人」な男である。

 

ズボラ道を歩むにあたり、夫にそう告げてみても何も言われなかった。ただ「あ、そう」と。具体的なアドバイスを仰ごうとしたのだが、やめた。何も言われないだろうと想像できたからだ。

 

そのときである。夫の背中が大きく見えたのだ。背中でズボラ道の険しさ、難しさ、辛さを語っていた。

 

これから己のチカラでズボラ道を開拓しなくてはならない。ただただ、信じられるのは自分のみ。